美しくありたいという欲望
美容とは、美しい容姿のことです。
美容を目指すとは、あなたが他人や自分自身に見られたときに、美しいと思ってもらえるように今の自分を変えることです。
人の魅力には外見、内面、環境の三つがあると思います。
きれいな女優さん、かっこいい俳優さん、これは外見の魅力です。
素直な人、一緒にいて楽しい人、いろいろなことを知っている人、これは外見だけでは判断できない、その人の内面の魅力です
。
お金持ち、権力を持っている人、これは外見でも内面でもなく、その人の持っているもの、つまりは環境の魅力です。このうち、美容とは外見の魅力を高めることです。
世の中に美容を目指していない人はいません。誰もが美しくありたいと思っています。女性でも男性でも、老いていても若くても。では、私たちは何故美しくなりたいのでしょうか。
この問いは過去にいろいろな人が疑問に思っていて、面白い実験が多く行われてきました。よく引き合いに出される二つの実験と法則をご紹介させてください。
一つは、ハロー効果と呼ばれるものです。ハローとは後光のことです(後ろから光がさしている光景を想像してみてください。神様ってよく後ろから光を当てられていますよね、あんなイメージです)。後ろから光が指すことによって、良く見える、ことからハロー効果と名付けられました。
ハロー効果の例としては、オリンピックでメダルを取ったアスリートが、人格的にも優れている人のように思える、というように、一つの要素により、その人の全人格が優れたものと判断される、ということです。オリンピック選手をテレビで見て、悪人だ!とあまり思わないですよね。
これを外見に当てはめるとこうなります。アメリカの大学で、学生に裁判官の役をさせ、ある強盗事件の犯人の刑期を決めてもらいました。同じ犯罪であっても、犯人役が美人だと刑期が短くなり、美人でないと刑期が長くなった、という結果がでています。
これは、「美人」という一つの良い評価が、その人全体、つまり内面を含めて良い人、という評価につながったものと言われています。
このように、外見が良いことで、内面まで良いと判断されるのであれば、就職活動でも有利でしょうし、八百屋でおまけしてくれるかもしれません。
もう一つは、メラビアンの法則、または7-38-55のルールと言われます。また細かい数字が出てきましたが、これは、誰かと面と向かって話をするときに、相手に何がどれくらい影響を及ぼすか、に関するルールです。
具体的には、話の内容が7%、口調や話す速さが35%、見た目が55%、それぞれ影響がある、と言われます。ここから、話す内容はともかく、まずは見た目が一番大事、と言われたりします。
ただ、よく広まっている話ではあるものの、学問的には正しいとも言い切れない、ようです。
学問的な話はどうあれ、また実際のメリットがなんであれ、私たちは美しくありたい、と思うわけですから、これは本能なんだろうと私は思っています。
参考サイト:スノーライトEX